農業を始めるには?未経験でも大丈夫?

専業農家と兼業農家どっちがおすめ

専業農家 vs 兼業農家

専業農家とは

専業農家とは、職業として農業のみに専従している農家のことです。
つまり、仕事として農業のみを行います。
現実には、「百姓」という意味が「100の仕事を行う人」という意味で使われてきたように、いろいろなことをされている方も多いです。

兼業農家とは

農業以外にも仕事を抱えている方のことです。
例えば、平日はサラリーマンをして、休日に畑を耕している場合は兼業農家となるわけです。
現在は多くの方が兼業農家です。

専業農家と兼業農家どっちがおすめ?

どのくらい本気で農業にコミットしたいかによります。
かなりの程度を農業に力を注ぎ込みたい人、ある程度の計画があり、それを実現するために多くの時間を要する場合は専業の方が良いかも知れません。
しかし、多くの場合、農業を始めて実際に利益が出るまで長い時間を要します。
収穫まで1年かかるとしたら、最短でも1年、実際には試行錯誤もあるため数年はかかることが珍しくありません。
その間は、当然ながら収入はゼロですので、他に収入源がある方が精神的にも体力的にも楽です。
したがって、しばらくは兼業でやりつつ、農業で利益が出るようになってから専業への移行を検討するのが手堅いやり方といえるでしょう。

 

有機農業

有機農業とは?

有機農業とは、化学肥料や農薬に頼らずに土作りを行い、自然に根ざす生き物と共生しながら行う農業のことです。
さまざまな農法があり、有機農法や自然農法、循環農法等の名称で表現されることもあります。
日本では、有機農業推進法という制度が2006年に制定されています。
これには「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと」、「遺伝子組換え技術を利用しないこと」、「農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減すること」等が定義されており、これに則ったものが有機農業と見なされます。

有機農業は初心者におすすめか?

おすすめしません。
なぜなら、有機農業は難しいからです。
最終的な目標として「有機農業を行うこと」をゴールとするのはありですが、化学肥料や農薬に頼らずに農業をやるというのは、普通の農家以上の知識と経験が必要です。
まずは、基本的なやり方を習得した上で有機農業へとステップアップするのがおすすめです。
なお、農薬を使わない関係から害虫等の被害が大きくなります。
そして、それは(農薬を使用している)周辺農家へと被害が及ぶ可能性もあるため、彼らの理解も極めて重要となります。

 

野菜を売る方法

野菜を売る方法

農協 (JA)

最も一般的な方法です。
農協を利用する一番のメリットは、全量を買い取ってくれることです。
つまり、作った作物が無駄になりません。
また、日本ほぼ全ての場所に存在しますし、販路を自分で開拓する手間もないため、面倒が少なく済みます。
ただし、農協の場合は卸売市場への仕向けが大半を占めています。
そのため、野菜の価格は需要と供給のバランスによって大きく変動し、売上の予測が立てにくくなります。

直売所

自分で作ったものを自分で販売するのが直売です。
規模は限られてしまいますが、自分の工夫次第で売上が伸びるのが魅力です。
また、大型店と比べて個性を出して売り出すことも可能です。
最初は集客が大変ですが、うまくいけば高い利益を出すこともできます。

道の駅

農協の次に大きな販売先としては、道の駅があります。
地元の消費者ばかりでなく観光客も取り込めることから、道の駅に併設の農産物直売所はかなりの集客力を誇ります。
道の駅のメリットは、農家自らが販売価格を決められることと、利益率が高いことです。
しかし、ライバルも多いため、他の農家との差別化が重要となってきます。

インターネット

比較的新しい販売方法です。
販売方法は大きく2つに分けられます。
魅力的な販売先ですが、どちらにしてもITの知識が必要となるため、参入するには事前にある程度の勉強が必要となります(とはいっても、それはどの売り先でも重要です。問題は、ITに関して意欲的に取り組めるかどうかです)。

野菜宅配チェーンに卸す

メインのターゲットは都市部の人々で、リピーターがメインです。
そのため、値崩れリスクは比較的低くなっています。

自分でネットショップを開く

ネット上の直販店となります。
そのため、売り方次第では高い利益率を出すことが可能です。
うまくいけば、ネットショップの売上だけで生活することも不可能ではありません。

メルカリ

メルカリでの販売は、ネットショップといったようなITの知識がそれほど要求されませんし、誰でも売れるので手軽です。
また、ユーザーも多いため、潜在顧客に簡単にアプローチできること、出品自体は無料なこと(販売時に手数料が差し引かれる)、出品する量も自由に決められることなどもメリットとして挙げられます。
注意すべきポイントとしては、メルカリには出品できるものがルールで決まっていることです。
野菜は原則問題ありませんが、加工品は禁止されているため、そのままの状態で売るようにしましょう。
また、買いたい人とのコミュニケーションや輸送方法によっては鮮度が落ちる可能性があるので、それらの点も注意しましょう。

 

初心者に育てやすい野菜は?

おすすめの野菜

初心者には、タマネギ、ばれいしょ、ニンジン、ダイコン(冬ダイコン)、ネギがおすすめです。

これらの野菜を作る際のメリットは次の通りです。
 

  • 保存がきく
  • 成長してから出荷までの期間を長くとれる (ネギのように畑に置いておくことができるため)
  • 上記の理由から、育った野菜を落ち着いて売れるので精神的に楽
  • どれも一般的に消費される野菜なので、売りやすい

米(稲作)も手間はかかるがおすすめ

稲作は、米を収穫した後も土づくりや苗づくり、田おこしなど、一年を通して作業があります。
そのため、作業量や考えることも多いです。
しかし、日本での米の消費量は圧倒的ですし、昔と違い販売方法も自由化されているため、やり方次第では大きな利益を上げることができます。

農地を買う&借りるには?

 

農地を買うには、「農地法」に基づいた条件を満たす必要があります。
もし満たしていない場合は、法律による各種保護がされなかったり、補助金等を取得したりできません。
条件は結構複雑なため、入念なリサーチが必要です。
一方で、農地を借りる場合は農業委員会からの許可を得るだけで済むのでお手軽です。
そのため、初心者の場合はまず借りることを検討してみてください。
詳しくは、こちらの記事を参照してください:
新潟で農業を始めるには?

農機具は中古での購入を検討する

トラクターやコンバインなど、中古の方が安い

農業を始めるには、農機具を揃えることが不可欠となりますが、それらの価格は非常に高額です。
そのため、まずは
中古で農機具を揃えることで、その費用を大きく抑えることが可能です。
調査する手間は新品に比べて増えてしまいますが、それによって数十万円から数百万円節約できるので、時間をかける価値は十分にあります。

良い業者を選べば、状態も良い

中古農機を買う上で一番の問題は、良い状態の機械を買えるかどうかです。
特に、ネット上で買う場合は個人からの購入が多くなるため、前に使っていた人があまり手入れをしてなかった場合、「安物買いの銭失い」となってしまいます。
しかし、中古農機具を専門に扱っており、整備もきちんと行っている業者から購入できた場合はこの問題も解決します。

使う時期が限られるなら、農機具のレンタルも検討する

田植え機は文字通り田植えの時期しか使いません。
そのため、中古で買うと言っても小規模農家の場合は費用対効果が低くなってしまうでしょう。
こうしたケースの場合は、必要な時期に農機具をレンタルすることで、コストを最低限にできます。

 

ネットで中古トラクターなどの農機具の購入・レンタルなら「あんてい」が「あんしん」

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「あんてい」が「あんしん」な3つの理由

豊富な在庫。色んな機械を選べる・試せる

上記でも触れていますが、中古トラクターや中古コンバインといった農機具の販売は個人が多く、「どんな機械が必要なのか」、「実際に自分が欲しい機械があるのかどうか」、そして「機械の状態は良いのか」など、自分で調べる必要があり、多くの手間がかかります。
また、決めたら購入するしかないので、リスクもあります。
しかし、「あんてい」は豊富な種類で多くの在庫を抱えているため、弊社にお問い合わせいただくことで、あなたに最適な機械がお手軽に見つかります。
加えて、弊社にお越しいただければ、実際に買いたい機械を試すこともできるので安心です。

 

  • ○○という野菜を作りたいけど、どんな機械が必要かわからない
  • △△という作業に必要な機械がほしい
  • 中古機械の品質の善し悪しがわからないので、安心できるところから買いたい


こうした悩みをお抱えの場合、まずは「あんてい」にご相談ください。

短納期で全国へお届け

ご購入が決まり次第、どんな天候でもすぐに出荷。
日本全国どこへでも送り届けます。
「できるだけ早く手元に欲しい」という方でも安心です。

プロによる整備・修理済み (お客様の機械の修理・整備依頼も可能)

中古の農機具を購入するときは、「ちゃんと整備されているのか」が気になる方も多いと思います。

場合によっては、購入後に壊れている所があり、自分で修理しなければならない……といったこともあります。
しかし、ご安心ください。
弊社の機械は中古トラクターや中古コンバインを始めとして、多くの機械で元々あったパーツを利用して整備を行ったり、修理を行ったりしていますので、安心してご利用いただけ、面倒もありません。
また、お客様のトラクターといった農機具の整備や修理もお求めやすい価格で承っております。
詳しくは、こちらのページをご覧ください:
あんていの特徴のポイント!

 

まずはご相談ください

ネットで中古農機具って本当に大丈夫?」「どんな機械があるの?」「整理・修理はどうしているの?」などなど、いろいろご不明点もあると思います。
高い買い物ですので、慎重になるのも当然です。
まずはウェブサイトのフォームか、電話でお問い合わせください。
弊社のプロが自信を持ってお客様の不安を解消いたします。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

 

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